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2017年5月30日火曜日

連作障害の実験


本日は当直明けだったので作業をしました。

去年、ジャガイモを植えた畝に、同じナス科の野菜を実験で植えてみます。
ナス科は連作障害が出るので、連続して同じ場所で植えてはいけないのですが、連作障害を防ぐ方法が本(やさい畑)で紹介されていたので 、本当に防げるか実験します。

1.手前左側畝→胚軸切断押し木法+
藁、木酢液、米ぬかでの
トリコデルマ菌 病気予防

2.奥側左側畝→廃床菌、米ぬかでの
チキナーゼ病気予防
です。

また両方に、コンパニオンプランツとしてニラ、バジル、マリーゴールド 、黒豆を植えています。本当は枝豆を植えたかったのですが、種を切らしているので黒豆としました。

1. の畝です。
右から、なす、ピーマン、トウガラシ、中玉トマトです。
実は、 緑色の苔である トリコデルマ菌はうまく発生していません。
菌が発生するには、ある程度水分が必要ということなので、堆肥として作っている藁を使うなど、検討したいと思います。最悪、 トリコデルマ菌が発生しなくても 、胚軸切断挿し木法の苗なので病気に耐えるのではないかと思います。

2. の畝です。
右から、なす、ピーマン、唐辛子です。
残りは 現在育苗中の プチトマトを植える予定としています。
この畝の廃床の下に 発生している緑色の苔のようなものですが、トリコデルマ菌 の可能性が高いことがわかりました。1. の畝ではうまく発生しませんでしたが 、 思いもよらずこちらの畝で発生しています。
チキナーゼの発生がうまくいかなくても、トリコデルマ菌の効果が期待できます。

また残りの畝に、つるありインゲン、 キュウリ、ゴーヤを植えました。
ウリ科なので 、ナス科のじゃがいもとは科が異なるので
 連作障害は発生しないのですが、コンパニオンプランツとして、ネギ、黒豆 を一緒に植え、病気対策としました。

大根は、徐々に大きくなってきています。 試しに一本抜いてみました。 抜く時にかなり力を入れないと抜けませんでした。土壌が硬いために大根がまっすぐ伸びていないようです。
地中を深く耕す方法として 、麦を植えるというやり方があります。麦は2メートル程、根を張り、地中を耕してくれます。 大根の後作に植えようと思います。

また、かぼちゃの畝に植えていた、はつか大根は、 放っておいたらこんなに大きくなりました(左側)。
もともとウリハムシ対策に植えていたものなので、残りは、収穫せずにそのまま置いておこうかと思っています。

2017年5月28日日曜日

サツマイモ、里芋、生姜植え

本日はさつまいも、里芋、生姜を植えました。さつまいもは鳴門金時で 、10個480円でバイオ苗を買いました。
 
さつまいもは垂植えにします。垂直に植えることで、形の良い さつまいもが苗の直下にできます。

最後に支柱を立てて まっすぐに立つようにします。
さつまいもと、相性がよい枝豆を間に植えました。

また、里芋は20cm ほど掘って、
芽が上を向くように 置き、芽が見えるか見えないかくらいで土をかけます。

里芋の日陰で生姜 がよく育つということなので、生姜を間に植えます 。同様に20cm 掘り、 芽を上にして 、畝方向に垂直になるよう置き、10cm 程土をかけます。
 

青じそも 里芋と相性がいいということ
なので一緒に植えました。青じそは畑の隅で自生しているものを移し替えました。

最後に乾燥しないように藁をしきました。

また深根ねぎの種をまきました。
じゃがいもができた後に深根ネギ
を植えようかと思っています。

自然菜園の本によると
深根ネギとジャガイモは交互に植えると
連作障害が発生せず、よく育つということです。

また、畑では、 春に植えた野菜が
だんだんと 収穫 し始めています。

こかぶは どこまで大きくなるか 実験したところ 、テニスボールぐらいの 大きさになると下の方が割れてきたので これぐらいが限界かなと思います。

大根も だんだんと大きくなってきています。

はつか大根は 形は悪いですがたくさん取れます。

中村さんの畝の状態です。
人参の間引きをしました。間引き人参は柔らかいので美味しく食べれます。

かぼちゃにはウリハムシと呼ばれる黄色い虫が 20匹ぐらい付いていました。すぐに手で潰しましたが、これのせいで葉っぱがかなり食われています。 ウリハムシは すぐに飛んで逃げてしまうので 農薬では駆除しにくいということです。
また葉っぱの裏にはアブラムシがたくさんいました。

一方実験の畝のかぼちゃには、ウリハムシは 全くいませんでした。

また、葉っぱの裏にもアブラムシはついていませんでした。草マルチにしたので 天敵となる蜘蛛などが 近くに 住み着き、害虫が発生しなかったのではないかと思います。また、ウリハムシは 二十日大根が、嫌いということなので同じ畝に、事前に植えていたのも良かったのかと思います。

また、かぼちゃのつるが、通路の方に 伸びてきたので、畝の中央に誘引しました。ビニールマルチを剥がして 藁をひいて かぼちゃのつるが 地面から栄養をとれるようにします。

またキュウリの隣にゴーヤを植えました。

中玉トマト は大きくなってきています。まだ剪定の必要はないということです。

ジャガイモの隣が空いているので
オクラと枝豆とトウモロコシを植えました。

また、 以前から発酵させていた
ぼかし肥料ですが、一旦温度が30度まで下がったので 再度まぜ直しました。
そうするとまた40度まで温度が上がって発酵が始まりました。

2017年5月21日日曜日

トマトの 実験

本日は、 昨日作成した母親の畝に、トマトを植え付けました。桃太郎という大玉トマトの品種ですが、雨に弱いので、
中村さんに手伝ってもらい、ビニールシートをかけました。

以下の方法でそれぞれ どのように育つか 実験をします。

1. 胚軸切断挿し木法
苗の段階で根っこを一旦切り、その状態で再度 ポットに挿して根っこを再生させ、 病気に強くさせる。

2. 熱刺激栽培
50度のお湯 かけることにより ヒートショックによる 防御機能の活性化が起こり、病気に対する抵抗性が高まる。

3.廃床菌
きのこを培養した後のおがくず(廃床菌)と米ぬかを蒔くと、キチナーゼ 
と呼ばれる 酵素が発生し、病気の予防となる。

4. トリコデルマ菌
麦わらマルチに米ぬかと木酢液をかけて トリコデルマ菌を発生させ 病害の抑制をする。
乾燥した藁だとうまく培養できないようなので、堆肥として発酵させておいたものを 使用します。

5. コンパニオンプランツ
ニラと一緒に植える。ニラは抗生物質を出して病原菌を寄せ付けない。

6.何もしない
特に何もせずそのまま植えます。


また、マリーゴールドを、それぞれの間に植えます。根に侵入した 害虫を死滅させます。

また、畝の中央に穴を開けて ぼかし肥料を埋めておきます。実がつき始めたぐらいに根がちょうど、ここに届きます。

苗の周辺に米ぬかを巻いておきます。
苗から離した場所にまくことで 、根を広く張らせます。

ジャガイモの土寄せをしました。

かぼちゃについて母親の説明がありました。 かぼちゃは 芽かきをせず、つるを伸ばしっぱなしとします。

かぼちゃの葉に、黄色の虫がいました。
ウリハムシという虫でウリ科の葉っぱを食べてしまいまうので、見つけ次第指で潰します。

中村さんの実験畝にピーマン、茄子、唐辛子 、トマトを植えました。有機肥料だけで育てるということです。

落花生が好きなので スイカの畝に植えました。 落花生は病原菌なども退治してくれるということです。またとうもろこしを、熱刺激をして、同様にスイカの畝に植え付けました。

落花生の種は、ネズミなどが、食べてしまうので、木酸液をかけて、匂いをつけて予防します。 木酢液は、わらが燃えたような匂いがするのでネズミはよってきません。

ぼかし肥料は50度近くまで発酵しています。 匂いが 臭いので 、シャベルで撹拌しました。

廃床菌は、裏返してみると緑色の苔のようなものがついていました。もしかしてこれはトリコデルマ菌ではないのかと思います。藁ではうまく発生しませんでしたが、もしかしたら きのこの廃床菌で発生するのかもしれません。

2017年5月20日土曜日

トマト、ナス、ピーマン、トウガラシの定植

本日はトマトなどのナス科の定植をしました。 ナス科の野菜は一度作ると 4年ぐらいは 同じ場所では作れないので、いつ、何処で作付けしたか、毎年記録しています。今年は 新幹線に向かって右から2番目の畝に植え付けます。
姉と子供たちが手伝いに来てくれました。

また先々週に、母親の畝に、にんじん、かぶら、二十日大根 のタネを蒔いたのですが、ほとんど発芽しませんでした。
まいた時期が遅かったのではないかと母親がいっていました。そこで、 別の野菜を植え直すことにしました。籾殻燻炭、有機石灰をまいて耕し、ぼかし肥料と 米ぬかをまいて 軽く混ぜて 上に草マルチをひき、しばらくねかしておきます。

また、スイカ ですが、母親のスイカと比較してあまり成長していない ようでした。ビニールが二重になっていて日当たりが良くなかったのが原因かもしれないので 一重に直しました。

また、実験畝の、きのこのおがくずマルチですが、乾燥気味で菌があまり活動できない感じだったので、 その上にさらにマルチをひくことにしました。草と藁 とで比較します。

また、 となりの、藁に木酢液をかけて、トルコデルマ菌 を培養する畝ですが、菌が発生すると、藁の下に緑色のコケのようなものができるらしいのですが、発生していませんでした。菌の培養は難しそうなので、2つある畝の片方は、普通の草マルチにしました。
もう片方の畝は、引き続き、培養に挑戦します。

また、 祭りでもらった藁ですが定期的に米ぬかと水を混ぜて足で踏んで 発酵させていたので、段々と堆肥化しています。

里芋を植えるウネも作りました。

母親が育てている、スナックエンドウ 、絹さやエンドウ 、グリンピースは大きくなって収穫の真っ最中です。
スナックエンドウは 、軽く茹でると、そのままでも、とても甘く美味しく食べれます。今年の冬はスナックエンドウ作りに挑戦したいと思います。
玉ねぎですが、今年は全体的に病気にやられていて、あまり大きくならないかもしれないと母親は言っています。
菜種は、そろそろ収穫の時期です。
乾燥させてから、来年の祭りの時期まで 保存します。